悲しくて月を見ながら帰った。
ただ、何でこうなったんだろうとしか思えず、
怒る気も、無茶をする気にもなれなくて、
ただ、ただ歩くのみだった。
手には、月を写した携帯を握って。
実習を終えた私は、
最近の日課となりつつあろう、古本屋へと立ち寄った。
最初は漫画を買うつもりで。
いつしか自分へのご褒美として、1冊だけ読んで帰る事となる。
あー、今日は疲れた。
今夜の子どものおやつ、パンダ焼きだったなぁ。
甘いもの食べたいなぁ。
ひょんなことから、古本屋の隣にある、ドーナツやへと足を向ける。
あ、安い!!ラッキー♪とかふと感じながら。
お店を出た私に、ついに試練が訪れた。
停めていた自転車がおかしい。
点字ブロックに乗ったからか!?
不思議と、見なくても気付いた。
そう、タイヤはパンクしているのです。
理由はわかりません。
よく見るとタイヤは刃物で切られたように、
きれーーーーいに線がついてました。
もういいや、歩こう。どうでもいい。
疲れていた私は、ドーナツを食べるわけでもなく、
ただただ歩きました。
明日も朝6時半からなのに。
本当に、どうでもよくなっていて、
歩けばいいやとしか感じなくなっていた。
自転車を置いて行くわけでもなく、
背中にからった重い荷物の様に、
ぶかぶかの靴の音をならし、重い足取りの中、
家路へと着いたわけです。
友達への不運を伝える写メ日記を作りながら。
こんなこともあるのです。
素直にそんな日を認めれるような大人になっていた、
22才の秋でした。
ただ、何でこうなったんだろうとしか思えず、
怒る気も、無茶をする気にもなれなくて、
ただ、ただ歩くのみだった。
手には、月を写した携帯を握って。
実習を終えた私は、
最近の日課となりつつあろう、古本屋へと立ち寄った。
最初は漫画を買うつもりで。
いつしか自分へのご褒美として、1冊だけ読んで帰る事となる。
あー、今日は疲れた。
今夜の子どものおやつ、パンダ焼きだったなぁ。
甘いもの食べたいなぁ。
ひょんなことから、古本屋の隣にある、ドーナツやへと足を向ける。
あ、安い!!ラッキー♪とかふと感じながら。
お店を出た私に、ついに試練が訪れた。
停めていた自転車がおかしい。
点字ブロックに乗ったからか!?
不思議と、見なくても気付いた。
そう、タイヤはパンクしているのです。
理由はわかりません。
よく見るとタイヤは刃物で切られたように、
きれーーーーいに線がついてました。
もういいや、歩こう。どうでもいい。
疲れていた私は、ドーナツを食べるわけでもなく、
ただただ歩きました。
明日も朝6時半からなのに。
本当に、どうでもよくなっていて、
歩けばいいやとしか感じなくなっていた。
自転車を置いて行くわけでもなく、
背中にからった重い荷物の様に、
ぶかぶかの靴の音をならし、重い足取りの中、
家路へと着いたわけです。
友達への不運を伝える写メ日記を作りながら。
こんなこともあるのです。
素直にそんな日を認めれるような大人になっていた、
22才の秋でした。
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